久々の三重県。田んぼは続くよどこまでも。心が洗われます。ふぅー
いろいろあったけれど、ようやく無事にスペインのバレンシアにたどり着くことができました。もう嬉しくて嬉しくて。成田の夜のことなんて吹っ飛びました。
久々のヨーロッパに、興奮して、数メートル歩くごとにカメラを構え、「この感覚懐かしい。楽しい!」とワクワクがとまりませんでした。



バレンシアは、バルセロナから南に下った地中海に面した小さな都市。”バレンシアオレンジ” がすぐ頭に思い浮かぶように、オレンジが有名です。街路樹はオレンジ!そしてパエリア発祥の地。食が豊かで、街中が瑞々しいエネルギーで溢れていました。食べ物が安くて美味しくて、旅行者に優しい街。毎朝マルシェに行き、絞り立てのオレンジジュースを飲み、パン屋で美味しいクロワッサンを頬張りました。あぁ、幸せ。






そして、今回の旅の最大の目的は、バレンシアのアウトドアファニチャーブランド、GANDIA BLASCOのコンペ表彰式参加。坊主のN君、おめでとう。みんなに温かく迎え入れてもらえ、肩を叩いておめでとうと祝福してもらいました。みんな人懐っこくて、自然体で、ホスピタリティーに溢れていて。本当に本当に良い人たちでした。会社のショールームや、回りの街も案内してもらえ、GANDIA BLASCOが大好きになりました。夜は新作発表会を兼ねた表彰式。会場が立派すぎてビックリ!華やかだけど、変に気取っていなくて、アットホームで、気持の良い、楽しい、夢のような夜でした。
バレンシア、たっぷり満喫しました。こんなに好きになるとは思わなかった。つくづく来れて良かったな〜。美しい街です。そして街の人もみんな楽しそうです。良い人たちにも出会え、大充実でした。去るのが寂しいくらいだったけど、また来れますように!また来れそうだな!と密かな期待を持ってバレンシアを後にしました。
出発の日、飛行機は飛んだけど、
「飛行機に置いていかれる」という思ってもみない事態が発生しました。
前日の大雪のせい。
日暮里の駅から成田空港行きの電車に乗る予定が、運転見合わせ。高速道路も通行止めのため、タクシーもバスもだめ。駅の構内放送では、”成田空港へ行く交通手段はありません” ときっぱり。こんなことってあるの!? 人は溢れ返るばかり。都心から成田への交通網が雪のために全て絶たれ、どうすることもできませんでした。
日暮里の駅で待つこと6時間。ようやく鈍行の試運転の電車が一本到着し、それに乗り込むことができました。しかし、途中、電車の中でフライトチェックのサイトを見てみると出発済みの表示に。がっくり。このときの気持は言い表せません。5年前のアメリカ旅行でも飛行機に乗れない似たような足止め経験をしましたが、まさかまた起ころうとは、、、。もう永遠に出発できない気持になりました。
空港にやっとの思いでつき、何とか別の便を手配(思い返せばここで手配できたことがかなりの幸運)しかしそれは三日後のフライト。可能性は、ほぼないと窓口で言われたけれど、可能性が僅かでもあるならと、翌日の便のキャンセル待ちをすることにしました。成田空港で一夜を明かし、翌朝、第一便のキャンセル待ちをしました。しかし結局ダメ。がっくり。
ふわふわして力の入らないまま、とりあえず朝ご飯を食べにタリーズコーヒーへ行きました。そしたら、永ちゃんこと矢沢永吉が一人でふらっとコーヒーを飲みにきました。本物だぁ〜。えいちゃん!!これで何かあったら永ちゃん本物のスターだ。良いことがありそうな気持になりました。
少し元気になってお昼の第二便のキャンセル待ちに再チャレンジ。カウンターのお姉さんの顔色を見ながらハラハラ。本当にギリギリまで分かりませんでした。
祈りながら、待って、待って、待って、ようやく予定出発時刻の15分前にチェックインカウンターで ”乗れます!” と呼ばれました。涙が出そうでした。涙がちょっと出ました。
それからは、ホームアローンの家族のように空港内をドタバタ走って搭乗口に駆け込みました。
神様ありがとう。永ちゃんありがとう。飛びだった瞬間、ホッとしました。夢みたいでした。