ピカソのカレンダーも最後のページ。めくったらかわいいサンタが出てきました。今年もあとちょっとかぁ。
去年と今年の12月は雲泥の差ですが、今がんばっているこのもわもわ時期もきっと大事なはずです。風邪引かないようにしないと。
新宿の銀行の前で待ち合わせを待っていたら、観光客と思われる外国人夫婦がやってきました。少し困ったふう。Do you need help?と聞くと、外貨を日本円に変えたいとのこと。でもその日は祝日だったので、銀行では難しいと伝えると、あぁしょうがないわね。とあきらめた感じでした。そのうち子どもと思われる二人の若者がやってきて、両親とフランス語で話し始めました。あ!!フランス語!嬉しくなって、あなたフランス人?とフランス語で聞きました。向こうも嬉しそうに、Oui!そう!といって、それから少し話をしました。フランス語と英語ごちゃ混ぜで。嬉しくて嬉しくて仕方がありませんでした。奇遇なことに、若者の一人はデザイナーで私の住んでいたシテデザールを知っていました。なんだかこの会話の感じ懐かしい。ずっと話していたいと思いました。なんなら一緒にどこか回ろうか!と喉まで出かかったけど、数分話してその家族は去っていきました。笑顔でお互い「Bon journée!(良い一日を!)」と言って別れました。またパリに戻ったみたいで本当に嬉しかった。元気になりました。
戻ってきました。
一年ぶりの日本。思っていたほど、久しぶりな感じが無くて怖いくらいでしたが、生活をし始めると、夕暮れが早くて寂しいな、電車の中広いな、どこもかしこも照明が明るすぎるな、クーラーが寒いな、人が多いな、みんな静かだな、エレベーターの性能すごいな、アナウンスが多いな、店員さんやけに機敏で丁寧だな、自動販売機がたくさんあるな、パン屋さんの包装ビニール袋だな、、、、等々、些細なことがすごく気になります。なかなかストレスに感じることもあるけどそれが日本の良い所でもあるのだろうな、きっと。帰ってきてしまうと、パリの適当さというか、自由奔放なところがすごく、すごく、恋しいです。たった一年だけど、そんな風に感じます。戻れるなら戻りたい。
写真は帰りの飛行機から。雲を突き抜けて顔を出す富士山はあっぱれです。パリで見た広重の絵を思い出しました。あぁ、日本に帰ってきたんだな〜
パリのことはいろいろ書き残したことがあるのでまた後から更新していこうと思います。
ブリュッセルで訪れたお店の一つ、isabelle baines
HPのトップ画面に出てくるCraftmanshipの映像を見て、私は感動しました!興味がある方、ぜひ見てみてください。
こんなにも途方もない行程を経て、一枚一枚、丁寧に作られているのか!すごい!ニットが愛おしくなります。
アトリエで作っているざっくりニットは残念ながら買えませんでしたが、saleになっていた薄手のニットを買いました。形がきれいで、肌触りがよくて、思った以上にあたたかで、気に入っています。
今年が始まって、また新しい出会いがポツポツ。ちょっとワクワクしている今日この頃です。
出会いと言えば、昨年、不思議で、嬉しい出会いがありました。
パリ出発の二日前、大学の友人とメールをしていたときのこと。いってらっしゃいの激励のメールのあとに、付け足しで、もう一通メールが来ました。
「そういえば、友達がFacebookでえみこの小屋欲しいっていってたよ」
その何気ない一言で、始まりました。
小屋はちょうどこの時期、6年前に作った私の卒業制作。卒業展終了後は大きすぎて家においておけず、ずっと近所の祖母の家に解体して置かせてもらっていました。
”何とかして” と言われたまま、5年が経過。私もごまかしごまかし来たけど、さすがにどうにかしなければ、と思っていました。ハンドメイドを売るサイトに載せて販売も試みたけど、観覧数は伸びるものの、なかなか取引成立までに至らず。
祖母の家は老朽化のため、この一年以内で取り壊す予定だったので、どこかにおいて保存するということは難しくなりました。家の取り壊しにあわせて、一緒に処分してもらおう。。。残念だけど。仕方がない。サイトでの販売も止め、苦い決断をしました。
そんなこんなで出発が迫った時の一通のメール。
すぐに連絡を取り、いろいろ話を聞いてもらって、幸運にも、小屋を譲り受けて頂くことになりました。こんがらがっていた糸がすーっとほどけるように、不思議なくらいスムーズに決まりました。本当にびっくりしました。
譲り受けて頂いたのは、岐阜県の郡上八幡で『糸カフェ』をやっていらっしゃるカミムラさん。週末を中心に季節限定で出張カフェやイベントを行っています。
”モノづくりを通して人と人、自然とモノとの結び方をもういちど見つめてみる” をコンセプトに活動していらっしゃいます。私も一度、電話でお話ししましたが、とても丁寧でやわかくて、芯のある、ステキな方でした。
私の小屋は、昨年の10月に『愛宕公園ふるさとまつり』というイベントに使用して頂きました。
もともと、自然の中で、過ごす小さな空間としてデザインしたものだったので、まさにぴったりのシチュエーション。子供たちが嬉しそうに小屋に入っている姿を見て、体がじわーっと熱くなりました。
今後も機会があればイベント等で使用して頂けるそうです。
カミムラさんとの出会いに感謝。そして、連絡してくれたアサコと、置き土産に付き合ってくれた家族にも感謝。
こんな巡り合わせもあるのですね。これからも、このご縁を大切にしていきたいと思います。
そして、日本に帰ったらぜひ郡上に遊びにいきたいです。